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医療事業

Medical Appliance

医療事業

事例紹介|一般財団法人 住友病院 様


所在地:大阪府大阪市
許可病床数:499床
対象施設:2000年竣工

患者さんも医療従事者も快適なICUへのリニューアル工事

◆ リニューアルの背景 ◆

2000年の竣工以来、築20年が経過した6床(うち個室1室)のICU・CCUでは、数年前より、広い治療室面積を備え、充実した医療従事者の配置が可能なICU・CCUへの改修計画がありました。2020年初夏、ICU・CCUを運用しながら別フロアへ全個室6床の新ICU・CCUを整備するために、移転リニューアルの検討を進めることになりました。

もとの空間を異なる用途・レイアウトに改修する場合、制限を受ける点も多いため、最善のレイアウトを創り出すべく、何度も医療従事者との打ち合わせを重ねました。

◆ 工事中 ◆

解体・撤去してみて初めて、問題点が判明することもあり、臨機応変に対応しました。

計画のポイント
上下階・隣接エリアの病院機能を維持しながら、工期が最短となるように調整しました。

◆ 改修後 ◆

ICU・CCU 病室

計画のポイント
病室として必要な採光窓が各室に配されるように計画しました。これまでのICU・CCUではカウンターユニットから設備が供給されていましたが、コラムタイプを採用することにより、ベッドまわりの看護動線がスムーズになりました。

ICU・CCU スタッフステーション

計画のポイント
より使いやすくするための医療従事者の要望が最も盛り込まれている部分です。動線をスムーズにするためにカウンターまわりのスペースをできるだけ広く確保しました。さらに、全床が個室のため、各室へのアクセス・見通しにこだわりました。

ICU・CCU 器材庫

計画のポイント
機器管理のための専用スペースを確保しました。さらに、臨床工学技士の作業効率のために、器材庫は二か所に分散配置しました。