振動試験 振動試験の流れ 振動試験の工程(例)を以下に示します。 STEP1|試験準備 ①試験計画 ・試験体の寸法・重量・重心・据付方向等、試験に必要な情報を確認します。 ・試験体情報を基に、試験条件を決定します。 ・試験条件を実施可能な振動試験装置を選定します。 ・試験体情報、試験条件から、スケジュールを策定します。 ▼ ②治具の設計・製作 ・試験体の取り付け方法(自立or壁掛け)および取り付け寸法を確認し、治具に反映させます。 ・加振条件に影響しない強固な治具構造を検討します。 STEP2|試験実施 健全性確認 外観検査:機器の外観に機能を損なうような変形、割れ等の異常がないことを確認します。 機能検査:機器が正常に作動することを確認します。 ▼ 共振探査試験 機器の振動特性(振動を加えたときの機器の振れ方)を確認します。 【振動特性】 ① 固有振動数 ② 応答倍率 ▼ 耐加速度試験 ▼ 健全性確認 ▼ 限界加速度試験 ▼ 健全性確認 所定の耐震性を有しているかを確認します。 ◆加振試験後の健全性確認にて判断します。 【健全性確認】 <加振前> 外観検査、機能検査 <加振中> 誤作動しないことの確認 <加振後> 外観検査、機能検査 STEP3|試験結果のご報告 試験データの分析 機器の振動特性(振動を加えたときの機器の振れ方)を確認します。 【振動特性】 ① 固有振動数 ② 応答倍率 ▼ 試験結果報告書提出 試験完了後、およそ1ヵ月後に提出いたします。 速報データは試験翌日から提出可能です。